かよのネコねこ猫展   体験レポート
日時 2002.1.12.Sat〜1.31.Thu
会場 山口市本町商店街店舗
主催 山口県全員参加福祉の会
共催 西永佳代、かわのなかまたち
後援 山口市本町商店街振興組合 山口市市民活動支援センター「さぽらんて」
作品展の最終日、お話を聞きながらネコちゃんたちの絵を見せていただきました。(2002.1.31.Thu)
西永さん(以下、佳代ちゃん)は、小学生時代からウィルソン病という難病と闘いながら生活している、笑顔のステキな女性です。

きらら博で作品を展示されたのがきっかけで、仲良くなりました。とってもネコが好きで、いろんなネコの絵を描き続けておられます。
この日も、「今日で作品展が終わると思ったら、ホッとして風邪ひいた。」と言いながら、笑顔で絵の説明をしてくださいました。

『しょぼくれ』ネコの絵と一緒に。絵のタイトルは、お客さんたちが勝手につけてくださるそうです。

今回の作品展は、山口市の商店街にある空き店舗で開かれました。

入り口には、あったかい笑顔のネコちゃんの絵。

この笑顔で、毎日お客さんを迎えました。
今回の作品展は、20日間のうちお休みは1日だけで、佳代ちゃんは19日間ずっと会場に通ったそうです。「体力がない身で、辛かったと思いますよ。」とお母さんが言っておられました。

でも、佳代ちゃんが頑張っただけあって、 テレビやラジオで作品展のことを知り、770人以上のお客さんが来られたそうです。きらら博で知り合った方が、遠方から来られたり、宇部市から、バイクで来られたおじいちゃんもいらっしゃったそうです。

「このネコは酔っぱらってるの。面白いでしょ。」

明るくて、やわらかい印象のネコちゃん(絵)が並んでいました。

子どもたちの描いた、思い思いの絵がいっぱい。
今回の作品展では、子どもたちが絵を描くスペースを用意されました。
白い紙に、世界で一匹しかいないネコたちが、描かれていました。

最終日なので、お孫さんの描かれたネコちゃんを、おばあさんが取りに来られていました。
佳代ちゃんは、実際に会ったネコでも、見て描くのではなく、イメージして描くそうです。

「一番気に入ってる作品は?」 と聞くと、この→ネコちゃんたちの前に案内してくれました。
今回の作品展を主催してくださった、山口県全員参加福祉の会の方が、『ほのぼの』と名前を付けてくださったそうです。
「みんながだんごになって、お互いにあたためあっている感じ」。 本当にあったかそう。

『ほのぼの』
「次の個展は決まっているの?」と聞いたら、「しばらくは、朝ゆっくり寝るよ。」とのこと。
いつも、佳代ちゃんのネコたちを見ると、心がふんわかほんわかしてきます。 
                                 (コマツ)