ボランティア国際年記念大会 inいわくに    
いわくに市民活動支援センターOPEN1周年記念   
体験レポート
日時
2001.10.28.SUN  9:30〜15:00
会場
岩国市民会館
ボランティアスタッフとして、参加してきました!(とよっち:スタッフ、コマツ:モデル)

今日はオープニングイベントのスタッフ&モデルとしての参加です。
「え〜っ、こんなミニスカートはくの!?」
「きゃぁ〜、その衣装カワイイねーーー。」
初めて会った人とも、すぐに仲良くなれました。
記念に一枚。

<右から>インド・インド・タイ王国・(茶谷さん)・トルコ共和国・タイ王国の民族衣装

さぁ、大ホールにて、オープニングイベントの始まりです。

空想民族音楽を奏でる『SAYAN』さんの様子を見ながら、「どうするどうする〜っ。どんなポーズしよう〜?キンチョーしてきたぁ〜〜っ!」
全10カ国の民族衣装を、ファッションショー形式で次々と披露していきました。

「タイ王国、『サワディカ』!」のアナウンスで、私も出ました、ステージに。もうカチコチ。
帽子が少し重かったけど、ステキな民族衣装がよく見てもらえるように、クルクル回転しました。
私の着た部族の衣装は、キレイな刺繍にビーズにコインがいっぱいでした。レッグウォーマー(?)もかわいいでしょう?
最後は日本の「うち掛け」です。
早朝からの着付け、大変だったことでしょう。

「本日は、まことにおめでとうございます。」
メラニーさんの挨拶にあわせ、みんなで手をつないで、お客さんに手を振りました。

<右から>大韓民国・モンゴル国・タイ王国・インドネシア共和国・インド・(ここから写真に写っていないけど)トルコ共和国・ケニア共和国・ペルー共和国・パラグアイ共和国・日本国
それから、記念大会が開会しました。
二井知事や井原市長、大会委員長の高瀬さんのお話がありました。

「今日は、いろんなボランティアの団体をつまみ食いしてみて下さい。おいしかったら、一緒に活動をするのもいいですよ。」という高瀬さんの挨拶に、お客さんは気持ちがほぐれたのではないでしょうか。
『第2回やまぐち県民活動パワーアップ賞』を受賞した5団体が、表彰されました。

私たちの大先輩である「じゃげな会」も選ばれ、代表の新庄さんが、二井知事より表彰を受けられました。その後、活動発表がありました。


「きららネット」の西村代表は、きらら博でのボランティアのみなさんの活躍ぶりを、発表されました。
お昼、ザーザー雨の中、「緊急時に備えて、屋外炊き出しボランティア体験」をされていました。

豚汁担当のみなさんは、雨と風にも負けず、火の番です。
駐車場に設置されたテントは雨のため使えず、体育館の中に机を出して、白ご飯を詰めていくみなさん。じゃげな会のみなさんもたくさんおられました。

「お疲れさまでございましたね。こりゃぁ新米じゃけぇ、おいしいよ。漬け物も食べてみーさん。」
おいしい豚汁と白ご飯をいただきました。
小ホールでは、元気に活動しておられる団体の紹介が、パネルで紹介されていました。

これは、『じゃげな会』の活動紹介。
一口に言えば「文化の伝承活動」なのかな?
国際交流や郷土料理の伝承など、数えたらきりがないくらい。
岩国の地域性と、人々との出会いを活かした活動を続けておられます。

じゃげな会→きらら博
     →岩国寿司づくり
     →紅葉まつり
とよっちは、フェルトで作る風車のコーナーに遊びに行き、いつの間にか子どもたちに囲まれ、3時間ずーっと「先生」になっていました。

「針、使ったことある?」
「どの色がいい?」
「刺さらんように気を付けてねー。」
とっても気の利く、頼もしい先生でした。
一体何個、一緒に作ったんだろう?
茶谷さんが所属されている『うさぎりんご』の活動紹介。

健康体操に始まり、健康維持と地域の人々の親睦を兼ね、身体に良いさまざまな活動を展開されています。
モットーは、“皆が主役”。

私たちがこの記念大会に参加できたのも、茶谷さんが「モデルをしてみない?」と誘って下さったからなのでした。

民族衣装のコーナー「着てみようよ」では、いろんな方が貸し出して下さった衣装がズラリ。

私もサリーを着せて頂きました。
中央の女性は、何と小学校時代の恩師です。15年ぶりの再会でした。
「まさか保健の先生に、サリー着せてもらうなんて思わなかったでしょ?」

先生は学校で、使わなくなった文房具を集め、ネパールへ持っていく活動を続けておられるそうです。「20キロの文房具、毎年かついで行くのよ。」

きらら博でも活躍された、『まちづくり不思議城下町 桜の会』の活動紹介。

11月4日には、錦帯橋の架けかえを前に、「大正ロマン女人のまつり」として、大正時代の着物を着た女性が錦帯橋を歩き、吉香公園にてショーをされたそうです。
とよっちがすごく気に入って見とれていたのが、彼女とそのコトバたち。

“ポエムピクチャー”を描くミカコさんは、コトバと絵で、一枚の紙に想いを表現していました。日曜の夜は、広島で活動しているそうです。
とよっちと同じ歳。すごくキュート。
雨だったけど、お昼近くからだんだん人が増えました。
子どもたちは、風車づくりや折り紙、バルーンアートに大喜び。人形劇やワールドゲーム、演劇ワークショップなどもあったようです。おいしそうなケーキをほおばっている子もいました。
水と魚のギャラリーでは、ふだん見られない魚たちに、お父さん方も興味津々。
フェアトレードのお店やいろんな国の雑貨に、女性はお財布のひもがゆるんでいました。
おばあちゃんたちも「こんな衣装はめったに着られん。」と、試着コーナーで民族衣装を選んでおられました。

「こんなボランティア活動があるんだ〜」「近所なのに知らなかった」「世界にはこんな服を着てる人もいるんじゃねー」など、お客さんはいろんな発見をして帰られたでしょうし、スタッフのみなさんは、自分たち以外の団体の活動を知ることが出来たようでした。

私は特に、山口県東部で活動をされている方たちのことを、より深く知ることが出来ました。充実した一日でした。
お土産に、お弁当とミカンをもらいました。(コマツ)