山口第1・第2MBAの、森亮太さんと山田祐子さんにお話をうかがいました。
●山口第1・第2MBAは、どんな団体なのですか。
PLMBAという全国組織のバトン団体の、山口県にある2つの支部の合同チームです。山口第1MBAは下関、私たち山口第2MBAは、徳山を中心とした組織です。35年くらいの歴史があります。
今回のきらら博への参加は、偶然にもそれぞれで応募していたんです。「それなら一緒にやってみよう」と、初めて合同で発表会をすることになったんですよ。
●下関市と徳山市で、しかも初めての合同チームだと、練習も大変そうですね。
そうですね。中間地点の小郡町で、4月から1ヶ月に一度、合同練習をしているんですが、練習場所に行くだけでも大変です。全部で50人くらいが出演するので、指導も大変ですね。
3歳の子もいれば、社会人のお姉さんたちもいます。もちろん男の子も、5人いますよ。 幼稚園児や小学生が多いので、学校の先生みたいな気分で楽しいですよ。
●年齢の違うみんなが、同じバトンを通して関わるって、いいですね。
はい。自然と年上のお姉ちゃんたちが、年下の面倒をみています。発表会の時は、メイクをしあったりもしています。団体生活で学んでいくことって、多いですよね。
お祈りをして練習を始め、お祈りをして終わります。礼儀をはじめ、きびきびとした動作や姿勢、感謝の気持ちなど、体得できているのではないでしょうか。
●バトントワリングのことを、教えて下さい。
バトンは、脇から指までの長さが、その人にあった長さなんです。回し方は、250種類以上もあると言われているんですよ。 2年に一度、発表会があり、地元のイベントにも参加しています。10段階のグレードが設けられていて、技術が修得出来ているかどうかの検定試験もあります。
バトン自体まだまだ知られていないので、きらら博のステージで、素晴らしさが伝わるといいなぁって思います。
●きらら博では、どんな発表が見られるのですか?
「世界のくにぐに」というテーマに沿い、10曲ほどの曲に合わせ、ステージ下まで使って、いろんな国を表現します。 私たちが指導した曲もありますが、子どもたちがイメージして踊りを作った曲もあるんです。手具には、バトンの他にセンスやポンポンがあります。それぞれの国をイメージした衣装は、リーダーがデザインしたものを、お母さんたちが作っています。(この日も、隣でミシンをかけておられました。)
本番は暑そうなので、「衣装も涼しいように工夫しなくては」「屋根の高さに合わせて、バトンを飛ばす高さも調節しなくては」と思っているんですよ。本番まで、やることがいっぱいです。
●ステキな衣装ですね!博覧会に来られるお客さんに、メッセージをひとこと。
踊ることが大好きなメンバーです。 バトンを使った楽しい踊りやその綺麗さ、バトンで出来る表現の多彩 さを、ぜひ見に来て下さい!

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