団体名   徳山市民ミュージカル
ジャンル ミュージカル
タイトル ボクのそばにキミがいてくれるなら
〜forever
会場 きららホール
日時

9/29(土)
16:30開場 17:00開演 
※14:30〜整理券配布

内容

障害を持つ子どもたちと一緒にみんなで創る市民ミュージカルです。

 

練習の合間に、市民ミュージカル制作委員会の高松勇雄さんにお話をうかがいました。(01.09.22.Sat)
●みなさんは、ずっとミュージカルをされているんですか?
そうじゃないんですよ。「共に生きること」を社会に提案する試みを“10年やろう”と誓って、1992年からの10年間、毎年3月20日に、みんなでイベントを行ってきたんです。 515組の タスキリレーによるフルマラソンの距離の走破や、手話落語の第一人者による独演会、目の不自由な人達とみんなでの山登りなど、障害をもつ人ももたない人も一緒に、いろんなことをしてきました。
ミュージカル自体は、7年ぶりです。10年目の集大成として、今年は「障害をもつ人達と一緒に、みんなで創る市民ミュージカル」をすることにしたんです。3月20日には、徳山市の文化会館で公演しました。

●3月の公演は見させてもらって、とても感動しました。きらら博での公演について教えてください。
身体に重い障害を持つ青年が、さまざまな困難にぶつかりながらも、自分の生き方について真剣に考え、幼なじみの女性と共に、前進していく物語です。
総勢240名で創る、2時間10分のミュージカルです。3月の公演が終わるとすぐ、スタッフはきらら博に向けて準備を続けてきました。私自身は3月の公演で、総監督と舞台監督を一人でやったのですが、ものすごく大変だったので、今回は舞台監督の専門となって、照明・音響などのとりまとめをしています。3月の公演から、キャストを少し変更し、7月から毎週土日に練習を積んできました。ミーティングなどを含めると、毎日が準備ですね。
オーケストラは、「ニューシティーウィンズ」という徳山市のグループで、きららホールの前4列で演奏します。歌の時は、ステージの画面に歌詞を映し出すと同時に、同時通訳もします。
前日から準備のため会場入りし、阿知須町の社会福祉協議会のご厚意で、1泊させていただくんですよ。
●舞台監督をされるなんて、高松さん自身、いつからこのような活動をされているんですか?
高校時代に演劇部にちょっといたくらいで、 ミュージカルについては、初めて公演した7年前に勉強しました。
同じく、高校時代にはJRCの山口県の会長をしていました。高校2年の時、全国ボランティア研究集会が山口県で開催されて、それに関わった頃から障害者福祉に関心を持ち始めたんだと思います。
そうそう、こういう活動をしているヤツらは、みんな子ども会ジュニアリーダー出身なんですよ。
こういった「まちづくり」の活動を続けるには、やっぱりきちんと休みの取れる仕事でないと続かないので、これまでいろんな仕事をしてきましたよ。仕事より、こっちの活動が忙しいくらいです。

●今年が10年の節目ということで、次の目標は何ですか?

ずっとテーマは「まちづくり」だったので、まちづくりに取り組むNPO法人を立ち上げようかと考えています。障害者福祉という観点だけでなく、“いろんな人の住む「まち」をよくしていく”ということに、取り組んでいきたいと思っています。

●では最後に、きらら博に来られるお客さんに一言お願いします。
2時間10分のミュージカル、ちょっと見てもわかるけど、全部見たら、わかることがもっとあると思います。どうぞ、存分にお楽しみください。
入場には整理券が必要で、当日の14時30分からきららホール前で配ります。「見たい」と思われる方は、お早めにきららホール前にお越しください。
また、私たちの活動に興味を持たれた方は、徳山市社会福祉センターまで、ご連絡ください。
(電話:0834−22−8181 メール:magokoro@fancy.ocn.ne.jp)
9月29日、待ってます!!